60代からのIT ⑤ 【スプレッドシート】表計算をするためのツール紹介

趣味のサークルの会費を表でまとめたいんだけど、なにか良いツールないかな。表計算ツールが便利です。家計簿、カレンダー、アンケートの集約など、表を使って計算するものはだいたいつくれます。

利用シーンが思いつかなかったり、難しいイメージがあったりと、敬遠されがちな表計算ツールですが、一度利用方法を覚えると便利すぎて手放せません。

ぜひ使い方を覚えましょう。これを学ぶことでスプレッドシートの基本操作で迷わなくなる。簡単な表計算の作成ができる。

① スプレッドシートの概要とメリット

そもそも表計算ツールってなに?

家計簿みたいな表をつくって、その中でいろいろ自動計算するツールです。Googleが提供しているツールがスプレッドシートです。

スプレッドシートは表計算ツールの1つです。メリットがあり非常に便利です。

メリット

Googleアカウントがあれば無料で利用可能

内容

ソフトを購入する必要がありません。

インストールも不要です。

メリット

クラウドでの利用

内容

パソコンにデータを保存しておく必要がなく、別のパソコンからもデータにアクセスできます。

メリット

自動保存される

内容

変更があるたびに自動保存されるため、保存を忘れてデータが消失する恐れがありません。

メリット

他の人と共有できる

内容

ファイルをリンクで共有できます。

1つのファイルを共有するため、内容に変更があっても送付し直す必要がありません。

メリット

同時編集が可能

内容

複数人で同時に1つのファイルを編集でき、作業スピードがあがったり、集約の手間が省けたりします。

② 注意点とデメリット

大きなデメリットや注意点はありませんが、強いてあげるなら「ネット環境が必要」という点です。

クラウドでデータ保存しているため、ネットに繋がっていないと使うことができません。

Wi-Fi環境があるところで作業しないといけないんだね…

スマホでテザリングもできるので、そこまで心配いりませんね。

参考

設定次第ではオフラインでも作業できますが、一度インターネットに接続して設定が必要です。

詳しく知りたい方はGoogleのドキュメントエディタヘルプをご覧ください。

③ 【パソコン】スプレッドシートの基本操作

スプレッドシートの基本的な用語や操作方法について解説します。

◯ シートの作成

Googleのトップページ、①右側にあるメニューをクリックして開き、②Googleドライブのアイコンをクリックします。

「 + 新規」をクリックします。

展開されたメニューから「Googleスプレッドシート」をクリックすると、ファイルが作成されます。

ファイルはGoogleドライブに保存され、誤って削除した場合でもゴミ箱に30日間保存されます。

参考

Googleドライブは、無料版で15GB、有料版でそれ以上の容量を保存可能です。

(金額によって保存できる容量が変わります。)

またスプレッドシートだけでなく、PDFや写真など様々なファイルをアップロードできます。

◯ 使い方

スプレッドシートは表計算という名前のとおり、表に数字や文字、数式などを入れて使うツールです。

表のマス目や縦横の列の名前など、覚えておくべき事項もあるので、説明していきます。

◯● セル

マス目のことを「セル」と呼び、ここに文字や数字、数式や関数を入力します。

セルの指定には、このあとに出てくる行と列を使うよ。

たとえばA列2行目にあるセルは「A2」と言う。

○● 行と列

横の並びを「行」、縦の並びを「列」といい、行には数字、列にはアルファベットを使います。

覚え方

行と列は漢字のつくりに着目すると覚えやすいです。

◯ 行のつくりは横線 2本が平行

◯ 列のつくりは縦線 2本が平行

で覚えましょう。

これなら間違えずに覚えられそうだね!

○● 行と列のサイズ変更

行と列のサイズは、行と行(列と列)の境目にマウスを当てた状態で、左右(上下)にドラッグすると変更できます。

このとき、境目でダブルクリックすると、既に入力されている文字の幅に自動で合わせてくれます。

○● 文字(数字)の入力

セルをクリックして選択すると、文字や数字を入力できます。

数字は半角で入力するのが基本です。

全角数字は文字として認識されて、この後紹介する数式に使えませんので気をつけましょうね。

○● 数式(関数)の入力

文字や数式に入力と同様に、セルをクリックして選択した状態で、数式や関数を入力できます。

数式には、一部例外を除いて全て半角で入力します。

足し算

C3にA3とB3の足し算の結果を入れたい場合、C3をクリック後に「=A3+B3」と入力すると、自動で計算されます。

エンターキーを押すと結果が表示されます。

引き算

引き算の関数は「ー(マイナス)」です。

C3にA3とB3の引き算の結果を入れたい場合、C3をクリック後に「=A3ーB3」と入力すると、自動で計算されます。

エンターキーを押すと演算結果が表示される

かけ算

掛け算の関数は「*(アスタリスク)」です。

C3にA3とB3にかけ算の結果を入れたい場合、C3をクリック後に「=A3*B3」と入力すると、自動で計算されます。

合計

合計の関数は「SUM(セルの場所)」です。

関数を入力

(今回は=SUM( C3:C7))

C8にC3〜C7までの合計を入れたい場合は、C8をクリック後に「=SUM(C3:C7)」と指定した範囲の合計値を計算してくれる関数を入力します。

エンターを押すと自動で計算され、結果が表示されます。

参考

範囲を指定する場合はセル名とセル名の間に「:(コロン)」を入力します。

例えば、A1,A2,A3,A4,A5を指定する場合は、一つずつ入力しても良いですが、「A1:A5」と入力すると文字数も少なくて見た目もすっきりします。

複数列の場合も、「A1:C5」のように指定することが可能です。

SUMはどういう時に使うの?

足し算する項目が多い時、たとえば家計簿の収入や支出の合計欄など使えます。

さっきの例ですと、C1〜C7がスーパーで買った商品の値段、C8がその合計って感じです。

○● 枠線

指定した範囲に枠線を入れられます。

まず、枠線を入れたい範囲をドラッグで選択します。

次にツールバーから「枠線」をクリックし、枠線の種類を選択します。

選択した範囲に枠線が入れます。

線の種類、太さ、色も変えられるため、見やすくなるように変更しましょう。

意味やグループが変わるところでは、意識して使っていきましょう。

○● 背景色の変更

特定のセルや範囲に背景色をつけられます。

セルや行、列を選択した状態で、ツールバーの「塗りつぶしの色」をクリックします。

色を選択すると、指定した範囲の背景色に反映されます。

特に注目すべき部分の強調などに使います。

○● ファイルの保存

セルに数字を入力するなど、ファイルに何か変更がある度に自動で保存されます。

そのため、特に手動で保存することはありません。

◯ 共有方法

スプレッドシートは複数人でシートを共有できます。

メニューから「共有」をクリックします。

共有相手の選択方法は2つあり、Googleアカウントでユーザー指定する方法とリンクを共有する方法があります。

Googleアカウントの作成については 

Googleアカウントの作成」 をご確認ください。

リンクで共有する場合、リンクが流出する可能性があり、シートを編集した人が誰かわからなくなる可能性があります。

そのため、共有方法を「閲覧者」にしておくことをおすすめします。

この設定をしておくと、リンクで共有された人は閲覧のみ可能となるので、シートが見知らぬ人に改ざんされる可能性がなくなります。

共有はリスクもあるので、慎重に設定確認しましょうね。

④ iPhoneで使いたい場合

スプレッドシートはiPhoneからでも操作可能です。

基本的にiPhoneでの操作は非推奨ですが、理由と操作方法を解説します。

◯ iPhoneでの使用は非推奨:誤操作の可能性が大きい

iPhoneでの操作は下記の理由から推奨致しません。

おすすめしない理由

◯ 画面が小さい

◯ セルの文字が全部表示されない

◯ 文字入力が手間

◯ 誤入力の可能性が高い

どうしても確認するときに閲覧だけするなど、使い方には気をつけたいですね。

◯ アプリで使う

でも、出先でどうしてもiPhoneから確認しないといけない時もあるよね。

その場合はアプリを入れておきましょう。

App Storeで「スプレッドシート」と検索して、アプリをインストールします。

◯ ブラウザで使う

ブラウザからは閲覧のみ可能で、編集はできません。

ブラウザで閲覧するには、パソコンでの操作と同様に、Googleドライブを選択するとドライブ内のファイル一覧が表示されます。

スプレッドシートのファイルをタップすると開けます。

また、スプレッドシートのリンクをタップして開くこともできます。

中身の確認だけする場合は、ブラウザから見た方が誤操作する心配がなくて良いですね。

◯ パソコン版との違いは

初心者が使う機能はiPhoneでもほとんど使えます。

ただし、慣れてから使う以下のような機能は、パソコン版と異なりiPhoneでは使用できません。

◯ ユーザーが指定した範囲に名前をつける。

◯ ピボットテーブルの使用

他にもありますが、初心者はまず使わないので省略しますね。

⑤ スプレッドシートでよく使う機能

最後にスプレッドシートでよく使う機能について紹介します。

◯ シートのコピーについて

例えば家計簿をつくる場合、1つのシートを1か月分とすることが考えられます。

このとき、シートをコピーして次月分を作ると便利です。

画面下のシートの横にある▼をクリックし、「コピー」をクリックすると、同じ内容のシートがもう1つできます。

◯ コメント機能

1つのシートを複数人で操作する場合に便利なのが、コメント機能です。

誰かが作業したセルの内容に疑問がある場合、セルの中身を書き換えることなく、セルに対してコメントをつけられます。

コメントを挿入したいセルで右クリックし、「コメント」をクリックすると入力できます。

シートを共有して作業するときは、こまめにコメントをつけておくと誤操作にも気付きやすいですね。

⑥ 困った時は

誤操作で入力内容を消してしまった場合などは、下記の機能を使いましょう。

❶ 「元に戻す」ボタンで操作をさかのぼる

❷ 変更履歴をたどる

① 左矢印で操作を「元に戻す」ことができます。また、⌘Zでも同じ操作が可能です。

戻る必要があるところまでもどりましょう。

② 「最終編集〇〇分前」をクリックすると、右側に変更履歴が表示されます。

履歴をクリックして、上部に表示される「この版を復元」をクリックすると、その時点のシートに戻すことができます。

間違った操作をしても戻れるんだね。

対処方法さえ知っておけば怖くないですね。

⑦ まとめ

スプレッドシートって便利だね。この記事を見ながら使ってみるよ。

実際に使ってみれば便利さがわかると思いますよ。

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